数あるマンガのうちで晴れて第1回目にオススメするのは
「花の慶次-雲のかなたに-」(集英社刊/作・隆慶一郎 画・原哲夫)
今からだいたい15年近く前、週刊少年ジャンプで連載されてました。
作画はあの「北斗の拳」で有名な原哲夫。
なので画風もあんな感じ。ワイルド。人間離れしているがどこかしか
魅力を感じるんです。
時は戦国時代。信長死後の群雄割拠の勢力図は秀吉に傾きつつあった頃。
滝川益氏の次男で前田家に養子に出された男、「前田慶次」が主人公。
その当時、慶次は「傾寄者」と呼ばれていた。
「傾く(かぶく)」すなわち異風のいでたちを好み、異様な振る舞いや
行動を愛するとある。
今でいうはみだし者。ツッパリって言葉は死後なので使わん(笑)
誰にも束縛されず、自由奔放に生き、戦国時代を駆け抜けた。
無類のいくさ人であったとされ、義に厚く男のなかの男みたいな感じ。
読んでて思ったのが、なんしか「カッコイイ」のです。
生き方すべてがっ!言動もなにもかも。
退屈な歴史マンガ読むよりこれ読むほうが絶対いいです。
カッコイイ生き方学ぶならなおさら。
うまく説明できませんでしたが、ちょっとでも興味を抱いていただければ
さいわいです。